出版社内容情報
21世紀の帝国は「民主主義」を掲げてテロとの戦いに挑む。その政治思想史的な分析――ロストウからベラ、ネグリ、ファーガソンまで
日本語版のための序―帝国的「現在」について
I パラダイムの帝国
II 帝国を語る
III パラダイムの理論
IV パラダイムの実践
V 近代化の回帰―求められる帝国
結論 歴史の教訓
訳者あとがき
人名索引
内容説明
ロストウ、ライシャワー、ベラーから、ネグリとハート、ファーガソンにいたる系譜を分析し、アメリカ対「異質な社会」の衝突にいたる、歴史的な経緯と問題を理解する鍵を提供する書である。
目次
1 パラダイムの帝国
2 帝国を語る
3 パラダイムの理論
4 パラダイムの実践
5 近代化の回帰―求められる帝国
結論 歴史の教訓
著者等紹介
ハルトゥーニアン,ハリー[ハルトゥーニアン,ハリー] [Harootunian,Harry]
1958年ミシガン大学で歴史学の博士号取得。ローチェスター大学、シカゴ大学、ニューヨーク大学教授を歴任。シカゴ大学、ニューヨーク大学名誉教授。現在コロンビア大学特任教授。日本近代史・歴史理論専攻
平野克弥[ヒラノカツヤ]
同志社大学法学部政治学科卒業。シカゴ大学で博士号取得。ディポール大学歴史学部、コーネル大学歴史学部を経て、現在カリフォルニア大学ロサンゼルス校歴史学部准教授。専攻は日本近世・近代の文化史・思想史・社会理論・歴史理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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