内容説明
ユーラシア国際関係の実態とは。多極化外交、同盟政策、国境紛争、核兵器秩序…中・印・露など地域大国の国際関係を多層的に解明。
目次
ユーラシア国際関係とは何か
第1部 冷戦期における胎動(スターリン外交と中露印三角形;ヒマラヤを挟む中国とインド―平和共存から国境戦争へ)
第2部 冷戦終結と多極世界(デフォルトの大国―中華帝国復興の軌跡;冷戦後インドの対大国外交―「戦略的パートナーシップ」関係の比較考察;プーチン・ロシアの国家発展戦略―多極世界下の米中印露関係)
第3部 秩序再編下の地域大国(ユーラシアの核兵器秩序の展望;米国の「ユーラシア戦略」と米中軍事関係―覇権国からオフショア・バランサーへ?)
ユーラシア国際関係解題
ユーラシアの新しい「三角形」を求めて
著者等紹介
岩下明裕[イワシタアキヒロ]
1962年熊本県生まれ。1995年九州大学法学部から博士号取得。現在、北海道大学スラブ研究センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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