幸運を招く陰陽五行―“縁起”の由来がよくわかる!

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 173p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784534047069
  • NDC分類 148.4
  • Cコード C0011

内容説明

自分の干支を正確にいえる人はいない?家相と風水はどう違うの?なぜ黄色の財布を使うと金運が上がるの?…etc.知れば知るほど奥深い陰陽五行の世界。

目次

1 陰陽五行って何?(陰陽五行の起源(中国の春秋戦国時代に思想家がまとめたもの;陰陽説と五行説をつなぐものは「太極」)
陰陽説とは―「陰」と「陽」ですべての世界が説明できる ほか)
2 干支の基本とあなたのラッキーデーの求め方(干支と十二支―干支を聞かれて答えられる人はいない?;十二支のお国事情―十二支の亥は日本では「猪」、中国では「豚」 ほか)
3 陰陽五行でハッピー&ヘルシーライフ(陰陽五行と季節―なぜ「青春」というのか?;十二支と時刻の関係―「丑の刻」って何時のこと? ほか)
4 陰陽五行でわかる吉方位・凶方位(都市設計と陰陽五行(平安京は風水によってつくられた計画都市だった!;江戸の都市設計も四神相応に基づいている)
植栽で開運―家を四神に守ってもらうには木を植えればいい ほか)
5 陰陽五行による姓名判断(漢字と画数の違い(姓名判断の五つのポイント;旧字体と異体字を使っている名字と名前)
基本の五パーツ(五つのパーツと算出の仕方;天格・人格・地格の意味と占断する内容;総格・外格の意味と占断する内容) ほか)

著者等紹介

稲田義行[セダヨシユキ]
1968年、茨城県生まれ。立正大学大学院人物科学研究科修士課程修了。専攻は哲学。主にM.ハイデガーとその周辺を研究。現在、茨城県立古河第三高等学校教諭。公民を教える。陰陽五行思想のほか、東洋思想、西洋思想にも造詣が深く、その解説のわかりやすさには定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

デビっちん

19
節分の豆まき、相撲、日本庭園、茶道、冠位十二階の色等々、日本文化を紐解くと、その多くを陰陽五行説で説明できることがわかりました。陰陽五行思想の理論と理屈がわかりやすく解説され、それがどのように生活と結びついて実践されているかが紹介されていました。陰陽五行思想は、色彩や臓器、四季の食べ物などの食生活を始め、吉日や吉方位、姓名判断まで幅広く応用できるんですね。図解も豊富で陰陽五行を広く浅く学習できる入門書といった印象でした。もちろん、雑学としての読み物としても面白いです。+あのイベント、陰陽五行で説明すると?2017/05/23

ひろ☆

12
陰陽五行の流れ。2016/08/17

西条べべる

1
古代中国の自然思考である陰陽五行説を解説している。干支や季節の食べ物などを木火土金水に分けた説明や風水、姓名判断も解説されています。「吉凶を判断するよりも、このようにすれば幸せになれる、というアドバイスだと捉えてください」と書いてあり、怖がらせたりしていないところが良かったです。陰陽五行は壮大そうですが、宇宙も変化していますし、古典として学ぶものかなと思いました。2021/10/11

霹靂火 雷公

1
前半は『五行大義』と『金烏玉兎集』からの抜粋が殆ど。後半は筆者独自の姓名判断について述べられています。『五行大義』からの内容は、翌年に刊行された『癒しと救いの五行大義』にも見られる誤読が散見されます。本書では明かしていませんが、筆者は漢文が読めないと同書で触れている上に、陰陽五行説の解釈としては視点がそもそも怪しい『茶の湯と陰陽五行』などからの引用もあるため、(図解シリーズだと、こんな本になるのか)程度に眺めることを、おすすめします。2014/05/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1483836
  • ご注意事項