総力戦体制下の満洲農業移民

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総力戦体制下の満洲農業移民

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  • サイズ A5判/ページ数 208p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642038546
  • NDC分類 611.24
  • Cコード C3021

出版社内容情報

従来の植民地支配ではなく、深刻化する食糧問題への対応という新たな視点から実態を追究。日満農政研究会についても考察する。植民地支配の観点から議論されてきた満洲農業移民について、総力戦体制下で深刻化する食糧問題への対応という新たな視点から追究。それが「満蒙開拓」と名前を変え、国策として推進・強化されていく論理とプロセスを解明する。また、科学的な調査研究のために組織された日満農政研究会についても考察し、農業技術面で満洲農業に与えた影響を探る。



序章 課題と研究史/戦時農政の転換と満洲農業移民(日満食糧自給態勢と満洲農業移民〈国策化の前と後/日中戦争の開始と満洲農業移民――移民から拓殖一元化へ/満洲農業移民の全貌/分村移民の実態/「ブロック内食糧自給態勢」と開拓増産一元化/太平洋戦争期の満洲農業移民〉以下細目略/「満洲移民」から「満蒙開拓」へ――日中戦争開始後の日満農政一体化/戦時農政の転換と日満農政研究会/総力戦下の「ブロック内食糧自給構想」と満洲農業移民/満洲産業開発政策の転換と満洲農業移民)/技術・制度の移転と交流(満洲開拓と北海道農法/満洲林業移民と営林実務実習生制度/満洲国における米穀管理法)/結語

玉 真之介[タマ シンノスケ]
1953年岐阜県で生まれる。1985年北海道大学大学院農学研究科修了。岡山大学助教授、弘前大学助教授、外務省専門調査員、岩手大学副学長等を経て、現在、徳島大学SAS研究部教授。 ※2016年7月現在【主要編著書】『農家と農地の経済学』(農文協、1994)、『主産地地形と農業団体』(農文協、1996)、『近代日本の米穀市場と食料政策』(筑波書房、2013)

内容説明

植民地支配の観点から議論されてきた満洲農業移民について、総力戦体制下で深刻化する食糧問題への対応という新たな視点から追究。それが「満蒙開拓」と名前を変え、国策として推進・強化されていく論理とプロセスを解明する。また、科学的な調査研究のために組織された日満農政研究会についても考察し、農業技術面で満洲農業に与えた影響を探る。

目次

課題と研究史
第1部 戦時農政の転換と満洲農業移民(日満食糧自給態勢と満洲農業移民;「満洲移民」から「満蒙開拓」へ―日中戦争開始後の日満農政一体化;戦時農政の転換と日満農政研究会;総力戦下の「ブロック内食糧自給構想」と満洲農業移民;満洲産業開発政策の転換と満洲農業移民)
第2部 技術・制度の移転と交流(満洲開拓と北海道農法;満洲林業移民と営林実務実習生制度;満洲国における米穀管理法)

著者等紹介

玉真之介[タマシンノスケ]
1953年岐阜県高山市に生まれる。1985年北海道大学大学院農学研究科博士課程修了(農学博士)。現在、徳島大学生物資源産業学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。