内容説明
魂とはなにか?神話、説話、物語をめぐり探る日本人の魂(ゴースト)観!
目次
第1章 魂と水―『長谷雄草紙』を中心に(見知らぬ男が長谷雄に双六の勝負を挑む;絶世の美女をもらい受ける ほか)
第2章 魂と蛇―魂の変容(祖霊としての蛇;魂と気息 ほか)
第3章 グレートマザー―容器のシンボリズム(道成寺説話;毒蛇に転生する ほか)
第4章 蛇と水―両性具有をめぐって(男性的な水と女性的な水;サラと渦巻き ほか)
第5章 水の女―ふたたび水について(水にまつわる儀礼;川を通い路にする魂 ほか)
著者等紹介
狩野敏次[カノウトシツグ]
1947年、東京に生まれる。芝浦工業大学工学部建築工学科卒業、法政大学大学院工学研究科修了。以後、栗田勇氏に師事。専攻は文化史、建築史。日本文藝家協会会員、日本民俗建築学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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