目次
第１編 『枕草子』の人物・描写・執筆意識（『枕草子』の上達部；清少納言と会話する男性貴族；『枕草子』八〇段「里にまかでたるに」に関する疑問―書かれなかった済政、書かれた斉信）
第２編 後宮・文化圏（和歌からみた村上朝の後宮；堀河中宮〓子の文化圏；脩子内親王の文化圏）
第３編 作り物語の人物と史実（『源氏物語』「蜻蛉」巻の宮の君；摂関家嫡子の結婚と『夜の寝覚』の男君；『夜の寝覚』の宮の中将―親王男の登場と役割；『夜の寝覚』の女一宮―降嫁した内親王（一）『夜の寝覚』の朱雀院―降嫁した内親王の父院
『狭衣物語』の一品宮―降嫁した内親王（二）
師輔女について―三女（源俊賢母）、四女（源盛明室）、五女愛宮、六女〓子）
著者等紹介
高橋由記［タカハシユキ］
埼玉県生まれ。日本女子大学大学院文学研究科日本文学専攻博士課程後期単位取得満期退学。現在、流通経済大学准教授。博士（文学）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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